STORY
目次
1)イギリスを形成する4つの国
2)ユニオン・ジャックの成り立ち
3)王家の紋章
4)英語はアングロ・サクソン語か?
5)それでもなぜ「アングロ・サクソンの国」なのか?
イギリスといえば、アングロサクソンの国というイメージがあるが、本当にアングロ=サクソン人だけの国なのか?
UKって略されるが1国ではないのか?
サッカーで目にするイングランドとスコットランドで旗が違うのは何故なのか?
スコットランドやアイルランドやコンウォールなどの地域名は州や県じゃなのか?などなど…
疑問に思われた方はいないだろうか?
ここにその回答が判り易く載っている。今でこそ多くの人種が移民しているが、そもそもアングロ=サクソンの国だと思ったら大間違い。
目次の上から4つの切り口で他民族国家イギリスを平易に解説した目から鱗の面白い本。
REVIEW イギリスと言えばWASP(White Anglo-Saxon Protestant)の国。そこからの移民がアメリカ大陸へ渡り建国し、アメリカも多民族国家だけれど、長い間国家の中枢を担う人々はWASP。実際にアメリカに留学していた時は東部では有色人種というだけで冷ややかな眼差しを私も身をもって経験した。
WASPの国、イギリス…。でも、例えばアーサー王伝説はイギリスのものなのに、どうしてフランス人が書いて有名になったのか・・・、「ベーオウルフ」のように北欧起源のものなのにどうして古英叙事詩なのか・・・。ケルトの文化が何故今ではアイルランド特有のものになったか・・・。
英文学に親しんだ方なら、一度は漠然とでも疑問に思われたことがあるかも知れない。
更にUK(United Kingdom)~連合王国という国名。何故?エリザベス女王しか戴いていないのでは?などと思われないだろうか?
今でこそ、読書のお陰で朧気ながら「こうなんだろうな~」と高校時代の資料を片手に予測したことが脳内で少しずつピースが嵌っているが、読んでいて「あ~やっぱり!」「そうだったのか!」と感嘆符ばかり。
英古典やアーサー王伝説などに興味がある方は既に知っておられるだろうけれど、体系的に確認作業ができてそれがとても気持ちがよい。歯ごたえのある読書の合間のブレイクにどうぞ。
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